【さとびごころvol.36(2019 winter) 特集 縄文の奈良】
今、縄文時代がブームになっているとか。
美術品と呼ぶにふさわしい土器や土偶の数々には目を奪われます。
ただ、東日本の遺跡から出土した、
中期から晩期のものが圧倒的に多いのです。
では、縄文時代の奈良はどうなっていたのでしょう。
古墳時代以後の遺跡に恵まれている奈良では、
どうしても陰に隠れてしまいがちな「縄文の奈良」に注目してみました。
サヌカイトが伝える縄文前夜—-二上山北麓遺跡(香芝市)
取材 文 小原いおり(フリーライター)+ さとびごころ編集部
大和高原に縄文の故郷がありました—-大川遺跡(山添村)
取材 文 小幡直子(奈良新聞記者)
東から西へ 人々の大移動の痕跡—-宮の平遺跡(川上村)
取材 文 神野武美(フリージャーナリスト)
情報とモノは全国規模で流通していました
—-橿原遺跡(橿原市) 観音寺本馬遺跡(橿原市・御所市)
取材 文 神野武美(フリージャーナリスト)
JOUMON TODAY 縄文は日本の基層文化。
そう気づかせてくれる、暮らしの中にある縄文を見つけてみませんか。
特集後記にかえて 妄想まじりの縄文礼賛
阿南セイコ(さとびごころ編集部)