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七曲道あるきのお誘い 2016年11月21日(月曜日)

nanamagari
さとびごころ次号の特集は道をテーマにしています。

これに連動して、大和郡山市にある
「七曲道」を歩いてみる、という取材を予定しており、
ご希望の方がありましたら(平日ですが)
いっしょに取材に参加しませんか?
というお知らせです。

日時:11月21日(月曜日)午前10時からスタート

集合:松尾寺口バス停(マップ)

JR小泉駅から近鉄郡山駅を結んでいるバスで、どちらからでも乗車できます。

協力:大和郡山市環境をよくする会(代表磯三男さん)

持ち物:お弁当持参

コース:集合場所で、軽く全体説明。そこから七曲道を通って松尾寺まで。松尾寺でお弁当を食べながら、磯さんの説明を聞きます。現地で流れ解散。

募集人数:10名程度(先着順)

取材のポイント:七曲道の古代から昭和にいたる物語や七曲道を復活させた取り組みについて

申し込み方法:さとびごころ編集局またはこちらまで、件名を「七曲道参加希望」としてメールしてください。(メールのみでのお申し込みとさせていただきます。ご了承ください)

その他

【電車をご利用の方へ】午前9時にJR大和小泉駅に集合されると、途中の道も案内していただきながら集合場所まで歩きます。

【車で来られる方へ】いったん集合場所付近までお越しください(10時までに)。近くの神社付近に車数台は留めるところがあり、そこまで同会の方に案内していただけます。

【松尾寺でのお弁当について】十分なスペースがあり、お寺のご理解もあるとのことです。いっしょに食べると交流が楽しくなるかも!ということで、お弁当タイムを設けました。よろしくお願いします。

【雨天の場合】中止します。参加される方には、直接ご連絡します。不明の場合は、090-2061-6844(阿南)までご連絡ください。

七曲道について(さとびごころ2016秋号より)
七曲道という古道は、大和郡山市山田町から松尾山中腹を超え、生駒郡平群町白石畑へと通じる山道です。
 海のある難波・摂津方面から奈良盆地に入る古代のルートにあたり、この道の周辺からは藤原京の瓦を焼いた窯跡や、竪穴住居跡や、海を渡る船の大きな埴輪が見つかったり、、古墳から製鉄品が出土するなど、かつては文化的先進地であったことがうかがえます。戦国時代には、郡山城主筒井順慶も利用したとか。厄除けを願って松尾山に詣でる人々も歩きました。山から薪や木材を運び出す道としても使われました。同時に地元の人々の生活の道でもあり続け、山田の田植えや稲刈りには古道を超えて平群の集落から手伝いの人が歩いてきたと、地元のお年寄りは話します。しかし、時代の移り変わりとともに、七曲道は荒れていき、廃路同然となりました。
 「先祖たちが汗を流して歩いた道を失いたくない」というお年寄りの声を聞き、
これを蘇らせようと、「やまと郡山環境を良くする市民の会」会員のよびかけにより、地元自治会と地元中高一貫校の奈良学園生徒会有志が参加して、整備が行われ、古道の一部350メートルが「あるきやすい道」へと蘇りました。2014年には国土交通省主催「手作り郷土賞」に選ばれています。今では、「あるきたくなる道」を目指して、地元の人々が定例の整備日を設け、倒木や排水路の整備が続いており、健康のために散歩や山歩きをする人が訪れるようになっています。
 次号のさとびごころでは、街道をテーマとした特集を予定しています。これに連動し、七曲道を実際に歩いて、レポートする予定です。

いっしょに歩きませんか?

 取材をかねた「七曲道あるき」を一緒に楽しみませんか。七曲道を整備された同会の方もお招きしたいと思っています。詳しくは、ブログやFBでご案内します。ご参加、お待ちしています。

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